Roma

どこの国もそうであると思うが、治安が悪いのは都会である。田舎はのほほん、都会は危険な香りがプンプンである。成田からローマに辿り着いた時もその事がまずは頭によぎった。ローマには夜に到着。飛行場の駅からローマの駅までの電車、いきなり落書きだらけの電車に乗った。街のあちこちの建物の壁も落書きだらけ。せっかく古くから建物が台無しである。観光地に出向けば、やはりスリなどはいるものの、しっかりガードして行動すれば、基本的に安全ではあった。我々は大事なパスポートとお金は首からかける小さな鞄に入れて、その上からしっかりジャケットを羽織って行動していたので、端から見れば、手ぶらで行動しているかのように見えたと思う。相方が事前に街の地図をコピーしておいたので、ガイドブックを開くというより、コピーの紙を持ち歩き、それをポケットに入れ、たまにそれを開き、位置を確認しながら、行動した。相方はローマは3度目、という事で、ほとんどの観光地には既に出向いており、大体の位置も把握していたので、結構頼りになった。一応、一通りの観光地を巡り、相方と私が元々行きたかった地元の人たちが行く市場に寄り、イスラムの建築様式が織り混ざったテンピエットという小さな教会にも行った。
ローマは一日にして成らずというが、我々は(時間がなかったというのもあるが)1日にしてローマの主要部分を観て、二人満足した次第。

しっかり防備して行動していたせいか、他の観光客が無防備に鞄をぷらぷらさせて歩いているのが気になった私である。(笑)

コロッセオ。昔の闘技場。実は地面の下には兵士の待機する場所としての空間が別にあったという。

教会の窓からの光。照明が全くないのに、この差し込む光だけでの明かりで、とても心地よい空間です。
キリスト教に属してないですが、毎度行くと、居心地よく感じられます。

テンピエット。小さな教会。坂の上の方にあり、マイナーな教会ですが、建築業界では重要な財産らしいです。

二人の陰。

狭い路地でも縦列駐車は凄いんです。これはマシな方。
縦列が2重にも3重にも成る事はよくあるのです。FIATを運転している人が多かった。

アンティチョークのショートパスタ。味はまぁまぁ。

前日にヴェネチアの方で洪水があったらしく、ローマまで被害が。

ミケランジェロが設計した広場。幾何学的な構想の元作られてます。
イタリアではとにかく広場(ピアッザ)がどこの街に行っても、重要な役割を果たしてました。
きっとイタリア人は何かと集まっては、何かと話すのが好きな国民なんでしょうね。