☆やまめちゃん☆

先日、お目当てのヤマメを釣り上げた相方氏(小ぶりですが綺麗な個体です)、懲りもせずまたまた渓流に出没です。夜2時まで毛針作り、朝5時起床。いつ寝てるねん。



相方氏曰く、ヤマメはとても神経質な魚でかつ美食家なので、釣り上げるのはとても難しいとのこと。一度フライを偽物と見切ると二度と出て来ないし、その時食べたい昆虫でないと食べにきません。飛んでいる虫から、彼らが捕食しているであろう昆虫を想像し、それに似せたフライを如何に自然に流れに乗せるかがポイントです。糸が少しでも不自然な動きをすると、もう駄目です。時には、スポイトで彼らの胃の中を探り、何を食べてるかを調べます。

30cmを超えるものとなると(いわゆる尺ヤマメ)、様々な危険を乗り越えて生きてきただけあって、相当熟練したアングラーでなければ釣り上げる事は不可能です。ちょっとした音にも反応して逃げてしまうので、岩の影からこっそり忍び寄ります。


この季節は天然の渓流は全て禁漁なので、行ったのは渓流タイプの管理釣り場。こんな所。まだまだ紅葉が綺麗です。↓

管理釣り場とはいえ雰囲気は本格渓流です。深い谷で道路が遥か上に見え、渓相は非常に美しく、時に滝が出現します。

この日は晴れだったようですが、風が強く魚は川底に沈んだまま。沢山の落ち葉に悩まされたようです。飛んでいる虫は、コカゲロウやユスリカなので、白っぽくて小さい毛針に反応が良いだろうと読んで、フライを投入。しかし、気温が低い為か、なかなか水面まで上がってきません。では、今度は水面下を探ってみようと言う事で、フライを取り替え水底に沈ませてみると、ようやく何匹か反応してくれた模様。

残念ながら、ヤマメやイワナはヒットせず。ファイトのあるニジマスちゃんばかり。なかなか厳しい戦いでしたね。

お昼は、ツーバーナーを使って、まったりとほかほかおでん。ノンアルコールの熱燗があれば良いのにといっておられました。アホか。