☆FFについての考察☆

相方氏、夜な夜な内職していた竹竿作りがとりあえず終了。銘を入れて入魂。銘は"The Nude 7ft #4"です。限りなく要素を減らしたデザインにしたので、その名にしたとか。今回で宿題が沢山でたので、2本目で解決するとのこと。


早速この竿で釣に行きたい相方君ですが、その前に既に釣行済み。以前雪代で見るだけだった越後湯沢の渓に再リベンジしてきておりました。多少水量が多いですが、十分釣が成立する水量です。この岩陰にイワナ・ヤマメが潜んでいます。


午前中はこの川の付近で調査をし、午後はイワナパラダイスを求めて、別の川を捜索。大きな堰堤の先にはパラダイスがあると信じて上っていったとのこと。堰堤横の頼りげない階段を使って登って行きます。高所恐怖症の私には不可です(笑)


堰堤の先には、素敵な渓流が続いていました。尺やまめがクルージングしていましたが、ちょっと覗き込んだら一目散にどこかに逃げて行ったようです。やはり神経質ですね。


さて、調査結果です。
釣る前にまずは水温を計り魚のいる場所を推測します。水温13度、食い気も出てる十分な水温です。こんな時は、毛鉤を水面に浮かして流すドライフライで勝負。魚が水面で食いつく瞬間が見れるので、とてもエキサイティングな釣りとのこと。初夏の渓では、カゲロウもいますが、アントやビートルなど小さな昆虫の季節。魚の胃袋をスポイトで探ると、黒い昆虫が山ほど出てきます。フライもクジャクの羽で作った黒く艶のある物を仕様します。
釣れたのは、教科書通りの流れ込みの反転流から25cmのイワナ。尺イワナには遥かに及びませんがこの川のアベレージなのでまあ満足なサイズとのこと。



最近、相方君お決まりの水中写真。逃がしてくれと目をウルウルさせてたので、優しくリリース。最近は、情が移ってしまってもうダメだそうです。使用していたフライをしっかり咥えてますね。



こちらはプールの水面で昆虫をついばんでいたチビヤマメちゃん。狙うは、ぼさぼさの茂みのすぐ下。少しでも狙いがずれると、茂みに引っかかってしまいます。慎重に狙うと、すぐに反応して無事ランディング。魚への近づき方や糸の細さ、捕食している昆虫を想像しながら使うフライを考えて釣りを組み立てます。狩猟本能が騒ぐとのこと。パーマーク(斑点模様)がはっきり出ている若いヤマメですね。もう釣られないでね〜。



ちーん