ここは大正?

ワタクシ、、チビ君の風邪がうつりまして。喉と鼻水対策に追われております。家にある市販の薬パブロンを2日くらい続けて飲んでみましたが、イマイチ完治しないので(パブロンのCM、もう信じない)、急遽医者に行く事にしました。

幸運にも、相方君が今日は有休で、近所で作業するという事なので、作業前にチビを家で観ててもらい、その間に、医者に行ってまいりました。

最近出来たばかりで、評判の良い耳鼻科が残念な事にお休み。断念して、急遽そこらの人から教えてもらった別の耳鼻科に行ったら、そこには恐怖が存在しました。

(↓こっから長いです。すみません。)

1)まず、扉を開けると、「ここは戦時中??」と思わせるくらいの、内装の古さ、受付には、その風景にぴったりの最強にふてくされた受付のおばちゃん。(私の不安度45%)

2)待ち合い室から、診察室は丸見え。中には、ギャル系の看護士二人、よぼよぼの医者のじいちゃんが一人。患者は他にいないのに、待てど待てど、呼ばれず。(私の不安度60%&イライラ度45%)

3)やっと呼ばれて、診察室に入るも、これまた待合室以上に、ボロさ満開。よぼよぼの医者のじいちゃんがクタクタの白い帽子を被って、ぼろぼろの診察用眼鏡をかけて、登場。(私の不安度80%&イライラ度60%)

4)有り得ないくらい事細かく症状を聞かれ、そして、それを有り得ないくらい細かくひたすらメモするじいちゃん(←この時点で、医者と全く観てない。単なるじいちゃんにしか見えなくなった私。)質疑だけで、15分。(普通はもっと短い気がする。相手がじいちゃんなだけに長く感じる。)耳が遠いのか、何度も聞き返される。(私の不安度95%&イライラ度80%)

5)古い機材、ギャル系の看護士(有り得ないくらい濃い化粧に濃いマニキュア。後ろを向くと、看護士用制服の下の私服が丸見え、これまたミニスカのギャル衣装。)。やっと診察が始まるものの、機材の何かのボタンを押すも、それが思うように動かず、断念するじいちゃん。

6)すると、いきなり、銀色の皿を渡され、(←こんな事、人生初)
じいちゃん「ちょっとこれを左手で持って、アーと言って、喉見せて」
私「(疑いの眼差ししつつ、一応)アー」喉を見せる。
それが納得しなかったのか、今度は、いきなり白いガーゼを渡され、
じいちゃん「このガーゼを右手で持って、それで舌を掴んで、出来るだけ引っ張って、喉見せて」
(↑これまた人生初の行為。。。私の不安度120%&イライラ度200%)


左手に銀皿、右手の白のガーゼを耳鼻科で渡され、こんな怪しげな病院で何をしてんだろ、この人達に私を任せて良いのかと、とうとう私の不安度は100%を超えたので、
私「す、すみません、急用を思い出したので、治療やめてもらっても良いでしょうか?お代は払いますから」と言いました。じいちゃんと看護士はきょとんとした顔で観ると、「お代はいらないです、大丈夫ですよ」と言ってくれたので、そのまま逃げるように、保険証を返してもらって、近所の内科に逃げました。。。


銀皿と白のガーゼを自分で持って治療を受けるなんて、人生○○年生きてきたけど、一度もなく、中にはそれが普通という人もいるのかもしれないが、私には有り得ない行為だったので、逃亡という形で終わらせてしまいました。『最新の医療で、正確に治したい』、だって、お金を払うのは私です。あんなに古く、怪しげで、マニキュアと化粧たっぷりのギャル看護士、よぼよぼのじいちゃんには診てもらいたくないです。二度と行きません、次からは元々行く予定だった最新の耳鼻科(休みでない日)に行きます。