東京映画部 八日目の蝉

以前から、本屋でタイトルを見て以来、ずっと気になっていた作品。金曜日に、ロードショーでやっていたので、それとなく観たら、あまりの切ない内容に大号泣。こんなに泣いたのは、『ホタルの墓』以来かと思われる。

八日目の蝉 通常版 [DVD]

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妻子ある男性を愛し、子をおろしてしまった女性が、その男性の子供(赤ちゃん)を誘拐し、約4年逃亡生活を続けながら、子供を育て、最終的には警察に逮捕され、子供は元の家庭に無事に保護される。物語は、その子供が大人になった時から始まるもの。

是非皆様に観て欲しい。子供を持つ親として、母親とはなにかを考えさせられ、また子供とのありふれた日常や今という時間がどれだけ大事なものなのかを改めて実感させられました。
誘拐犯役の永作博美と子役の子の演技のやりとりが本当に切ないです。誘拐犯となってしまった母と、実の母のどちらの気持ちも分かります。それでも、永作の演じる誘拐犯になってしまった母の4年間という時間があまりに切な過ぎて、もっとこの時間が続けられなかったのかと思ってしまうところ。。。あぁ、今思い出しただけでも、涙が出てきました。

この映画を観た後、手当たり次第、ママ友や友人達にオススメという連絡をしました。本当に本当に観てみて下さい。久々に良い映画を観ました。今度は、TSUTAYAで借りて、CM抜きでちゃんと観よう。



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