東京読書部 光の教会

非常に面白かった一品↓

光の教会―安藤忠雄の現場

光の教会―安藤忠雄の現場

相方君がせっせと買い溜めている本のうちの一冊を借りて、読みました。建築関連の図書を読む事は、少なくないわけですが、じっくりと個人の現場についての本を読むのは初めてだったような気がします。

一般的に、建築をあまり知らない人でも、彼の名前は必ず一度は聞いた事がある、「安藤忠雄」氏。元プロボクサーで、全くの独学で、建築業界に入ってきたという異端児としても有名かと。今回は、彼が設計した「光の教会」(大阪府茨木市)について、記述されていました。建築を全く分からない私にとっても、非常に面白かった一品。施工費がたったの2500万円という制約の中、彼が考えだした、質素であり厳かな芸術。昨今の便利過ぎる建物達に対する挑戦でもあったように思えました。是非一度見に行きたい。