以前にも記述しましたが、わたくし、NHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」にハマっております。(漫画家水木しげるとその妻が主人公)ドラマの近況としては、『描く作品がどれも売れず、とことん貧乏をしている水木しげる一家』というところに至っています。
さて、私が前述のドラマにハマっているのを知っている相方君。昨日、近所で買物をしている時、相方君がふと古本屋に姿を消したと思ったら、こんなものをさりげなく買ってきてくれました。↓
墓場鬼太郎 (1) (角川文庫―貸本まんが復刻版 (み18-7))
- 作者: 水木しげる
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/08/01
- メディア: 文庫
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- 作者: 水木しげる
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1988/06/01
- メディア: 文庫
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「墓場鬼太郎」は、我々が昔アニメで観た鬼太郎とは全然違い、善良な少年ではなく、結構悪どい妖怪であります。水木氏の貸し本漫画時代の古い作品なので、画のタッチが少々粗めで、昭和初期の匂いがぷんぷんします。
悪魔くんも、これまた我々が昔アニメで観たのとは違う内容となっていて、これが初代の悪魔くん。当時売れると思って描いたのに、世の中から不気味だと言われて、結局売れず、長編大作の予定であったのにも関わらず、早期打ち切りを求められ、この初代悪魔くんは半ば無理矢理話の中で殺される結果となっています。
ドラマを観ているだけに、思い入れ深く、内容や画のタッチ、細かなところまでつい観てしまう私なのでした。お勧めの作品達。一度読むべし〜。